フィットネスが続かない原因は?対策法はある?

健康維持やダイエットのために始めたフィットネス。始めた頃はモチベーションも高かったのに、時間とともに徐々にサボるようになり気がつけばまったくやらなくなってしまった経験のある人も少なくないのではないでしょうか。

では、フィットネスが続かない原因と長続きさせるための対策を紹介していくので、これからフィットネスを始める人、フィットネスが続かないとお悩みの人は参考にしてください。

フィットネスが続かない理由の定番「なんとなく飽きた」

フィットネスの方法として最も一般的なのはマシンや自重負荷による筋トレ、ルームランナーやジョギング、ロードバイクによる有酸素運動などです。しかし、これらはいずれも単調な運動になりやすく、よほど好きな人でなければすぐに飽きてしまいます。

なお、本格的にフィットネスを始めるならジム通いが効果的ですが、いざ始めてみると「ジムに通うための時間が取れない」ことを理由にフィットネスが続かない人も少なくありません。もちろん環境の変化で想定していたよりも時間が取れなくなってしまうことはあるでしょう。

しかし、多くの場合「ジムに行く暇がない」という理由は飽きからくる言い訳であることも多いです。

目標設定が明確でないと挫折しやすい

「モテたい」「鍛えられた体がカッコいい」「運動不足が気になる」などの理由からフィットネスを始める人も多いでしょう。こうした理由でフィットネスを始めるのは悪いことではありませんが、どれも目標に具体性がないためゴールを設定することが難しく、モチベーションを維持しづらくなります。

がむしゃらに頑張ってもフィットネスは続かない

特にダイエットや筋力アップのためにフィットネスに励んでいると、頑張りすぎて常にオーバーワーク気味になっている場合があります。オーバーワークになると常に身体に疲労が残ったままなので「ダルい」「なんとなくやる気が出ない」など運動が億劫になりがちです。

このような気持ちは体からの「休んで欲しい」というサインなので、精神力で乗り越えるのも難しいですし、仮に気持ちを奮い立たせてフィットネスを続けたとしてもケガなどの原因にもなり、一時的にフィットネスを断念せざるを得ないといった状況にも繋がるでしょう。

お金をかけすぎるのも危険

フィットネスを始めるにはある程度の出費が必要になりますが、最初からウェアやプロテイン、サプリメントなどすべてを揃える必要ありません。特に継続して出費が必要になるものにお金をかけすぎてしまうと、金銭的な負担がモチベーションを低下させる可能性があります。

過度な食事制限はフィットネスの大敵

ダイエットのためのフィットネスでは食事制限が必要です。特に糖質や脂質などダイエットの敵と言われる栄養素には気を遣わなければいけませんが、これらは体を動かすためのエネルギー源になるものです。そのため、糖質や脂質の摂取を必要以上に制限してしまうと、エネルギー不足から運動強度の低下を招く結果となります。

フィットネスを始める前に目標を立てよう

フィットネスを始めるきっかけは人それぞれですが、いきなりジムに申し込みをしたり用具を揃えたりするのではなく、まずは目標を立てましょう。とは言え、最終目標まで決める必要はありません。まずはフィットネスを始めてから3か月後までの目標を決めましょう。

目標は可視化できる具体的な数値にすることが大切ですが、項目は体重と体脂肪率だけで構いません。筋肉量については3か月程度のフィットネスでは大幅な増加は見込めませんし、測定できない体重計も多いので項目には含めません。

また、ウェストなど特定の部位のサイズを目標に設定するのもおすすめしません。なぜなら、フィットネスによる部分痩せ効果はかなり限定的なので、部分痩せを項目に入れてしまうと体全体の筋肉をまんべんなく鍛えられないといった、非効率的なトレーニングになってしまいがちだからです。

健康維持やダイエット、筋力アップに関わらず基本的な指標になるのは体重と体脂肪率です。

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筋トレは毎日行わない

筋トレを行うと筋肉の中にある筋繊維が傷つきます。そして傷ついた筋繊維は負荷に耐えれるよう、修復されて前よりも大きくなることで筋肉全体が肥大します。この筋繊維が前よりも大きくなる現象を「超回復」と言いますが、超回復には48時間から96時間ほどの十分な休息が必要です。

つまり筋トレは数日行うのが効果的と言えます。なお、超回復に必要な時間は筋肉の部位や個人差がありますが、筋肉痛による炎症と超回復は期間がほぼ一致するので、筋肉痛の有無を目安にすると良いでしょう。また、筋トレによって筋肉量が増えると基礎代謝も上がるため、自然と痩せやすい体質に変化していきます。

有酸素運動に過度な期待をしない

脂肪燃焼に効果的と言われる有酸素運動ですが、数値化すると意外と効果が低いと感じるかもしれません。

軽いランニングによる有酸素運動の場合、1時間での消費カロリーは660kcal程度ですが、脂肪1kgをカロリーに換算すると7200kcalです。

つまり脂肪を1kg燃焼させるには11時間近くのランニングが必要になります。ちなみに材料や調理方法によっても差はありますが、カツカレーは1000kcal、生姜焼き定食なら900kcal、茶碗1杯のご飯ですら240kcalもあります。

ハイカロリーな食事をしてしまうと、1時間のランニングによる消費カロリーを簡単に上回ってしまうことがわかります。特に女性の中には筋肉がつくことを嫌がって有酸素運動と食事制限のみでフィットネスに励む人も少なくありませんが、ここで述べた数値からも、有酸素運動をがむしゃらに行うだけでは、フィットネスの効果はそれほど期待できないと言えます。

有酸素運動は筋トレの休息日などを使って、無理なく継続できる程度の負荷で行うのがポイントです。

フィットネスが続かない人が陥る停滞期の罠

フィットネスを始めると最初の頃は比較的、順調に体重が落ちていくのですが、ある日突然体重が落ちなくなったり、むしろ体重が増加している場合があります。これがフィットネスの挫折の大敵である「停滞期」です。フィットネスをしている人の多くは順調に体重が落ち、目に見えて筋肉量が増加している時はつらいトレーニングにも耐えられますが、停滞期に入ってしまうとモチベーションが下がりフィットネスを続けるのが難しくなります。

そこで覚えておいて欲しいのが「停滞期は必ずやってくる」ということです。例えば、初期に訪れる停滞期の特徴ですが、フィットネスを始めると運動や食生活の改善などで身体のむくみや便秘の解消など、脂肪以外の要因が体重減少に大きな影響を与えます。

そのため、むくみや便秘解消の効果が落ち着くと停滞期に入ってしまいます。また、フィットネスを続けていくと身体が運動の負荷や摂取カロリーの制限に慣れて停滞期に入ることもありますし、一時的に糖質などの摂取が増えるだけでも、その影響からしばらく体重が落ちづらくなることもあります。

停滞期が来たからといって、行っているフィットネスが失敗という訳ではありません。停滞期は必ずやってくるという心構えと具体的な原因を突き止めることが大切です。